当院には脳卒中リハビリテーション看護認定看護師が2名在籍しています。2022年3月から「身体構造と機能を知って援助につなげる」研修を“少人数演習型”で開始しました。

その目的は、研修で獲得したことを知識・技術として日々の援助に繋げ、患者様が安全安心な看護・介護を受けられるようにするためです。

今回の研修テーマは、「運動麻痺と感覚麻痺を知り、移送や移乗には力学が加わり、麻痺と相互作用があることを学ぶ」です。

参加者からは、「患者の立場になることで、不安や恐怖を感じる要素が理解できた。」や、「e-ラーニングや講義よりも記憶に残り、身につくのでとても良いと思う。」「車椅子乗車中の患者様目線がわかり、声かけ等必要性を実感できた。」「自分の体で覚えることができてよかった。明日から実践できる。」など、参加者からは多くの前向きな感想が集まりました。

今後も、現場に活かせる研修を行い、楽しく自己研鑽に励んでいきたいと思います。

脳卒中リハビリテーション看護認定看護師

荒木・深川